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「金利が高いかも…?」と思ったら

2024.11.11

こんにちは。春日井市の元銀行員税理士・小野木です。

 

ここ最近は低金利だといわれていますが、物価の上昇に伴い徐々に金利が上がりつつある状況です。

 

そんなニュースが連日報道されているなかで、昔借入した方で「もしかして自分の金利って高いんじゃないの?」と思われている方もいるでしょう。

 

そう思ったとき、かんたんに比較できるものがないのでそのままほかっとく、というのはもったいないです。

 

 

金利が高いかも…?と思った時に、取るべき行動についてお話しします。

どれぐらいの金利だと「高い」のか

最近の金利が低いとはいえ、相場がわからないと判断しようがありません。

 

完全にわたしの主観ですが、事業資金であれば「1%~3%」、住宅ローンであれば「0.5%~2.5%」であれば、正常な範囲内といえると思います。

 

これ以上の金利だと、「高い」可能性があります。

金利が高いのにはワケがある場合も

金利が高いのには理由があることもあります。

 

たとえば、銀行からの信頼がまだ低い場合やm一隻が少ない場合、担保価値が少ない場合などは、金利が高くなりがちです。

 

また、都市銀行ではなく信用金庫などの小規模な銀行からの借入であれば、金利は高くなります。

 

「わけあって高い」こともある、ということを押さえておきましょう。

金利が高いかも、と思ったときにやってみること

知り合いの経営者に聞いてみる

一番シンプルなのが、知り合いの経営者に聞いてみることです。

「うちの金利は○○%なんだけど、おたくはどんな感じ?」と、軽く聞いてみるのがオススメです。

個人情報なので答えてもらいえないときはしょうがないですが、比較的スムーズに教えてくれるケースが多いです。

税理士に聞いてみる

顧問税理士に聞いていみる、というのも有効です。

 

税理士はさまざまなお客さまをかかえているので、金利の相場も把握しています。

 

ほかのお客さまに比べると高いかも、というような形で教えてくれるかと思います。

ほかの銀行に聞いてみる

現在借り入れしている銀行でなく、まったく取引がない銀行に聞いてみる方法です。

 

当然ですが、銀行は金利相場を把握していますので、簡単に教えてくれます。

 

あまりにも高いと、「ウチの銀行で借り換えしませんか?」という提案をしてくれることがあり、自分にとって有利に借り換えできるチャンスがあります。

借入している銀行に聞いてみる

いま借入している銀行に思い切って聞いてみる方法です。

これについては後で詳しくお話しします。

相場よりも明らかに高いとわかったら

ご自身の金利が相場より高いとわかったら、下記のようなことを試してみましょう。

銀行へ金利引き下げの交渉をしてみる

まず、借入している銀行に相談してみましょう。

 

銀行は基本的に「金利が高めなので、下げさせてもらいますね」と自ら言ってくるようなことはまずありません。

 

では、どんなときに下げるのかというと「お客さんから引き下げの交渉があったとき」です。

 

 

わたしが銀行員であったときに「なんで言ってくれないの!?」とクレームをよく受けましたが、どの業界でも相手から値下げをしてくれることはあまりないですよね。

 

自分を守るためにも「融資の金利相場くらいは知ってるよ!」とアピールする必要があるのです。

 

 

銀行の立場からすれば、他の銀行に借り換えされるのは最もいやがるので、交渉をすれば下げてくれる可能性はあります。

 

ただ、交渉の結果「これ以上は下げられません」といわれることもありますので注意しましょう。

保証協会付きの融資であれば、プロパー融資を交渉してみる

いまの借入が保証協会を利用しているのであれば、金利引き下げの方法としてはプロパー融資に切り替えてもらう、という方法があります。

 

保証協会からプロパー融資への切替はなかなかハードルが高いですが、会社の業績が良好であれば交渉の余地はあるでしょう。

 

世間話のついでにサラッと聞いてみるのもいいかもしれません。

他の銀行に借り換えを依頼する

いま借入している銀行に言いづらい場合や、交渉の結果下げてもらえなかった場合は、他の銀行に借り換えを依頼する方法があります。

 

まずは今の金利が適正か判断してもらったうえで、借り換えの手続きに入ることになります。

 

当然ですが、借り換えをすればいまの銀行とは取引が終了してしまうことになるので注意しましょう。

まとめ

金利が高いと思ったらどうするか、についてお話ししました

 

いろいろな方法をお話ししましたが、一番シンプルなのは「いま借入している銀行に聞いてみて、いけそうなら引き下げ交渉をしてみる」方法です。

 

 

先日お客さまから相談があったケースでは、15年前ぐらいに借りた住宅ローンで4.0%というのがありました。

 

残高がまだ2,000万円くらいあったうえ、金利が高い理由は特になさそうだったので銀行に相談したところ「下げられません」の一点張りでした。

 

こりゃあかん、と思って知り合いの銀行に相談したところ、「ぜひウチでお申し込みください」といっていただき、1.2%で借り換えすることができました。

 

このケースは極端ですが、もし似たようなケースであれば金利が下がる可能性はあります。

 

 

「もしかして高いかも?」と思ったら、ぜひ試してみてください。

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ごあいさつ

税理士 小野木悠

   小野木会計事務所

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